柴田さんのSTS−135取材 スペースシャトル最後のフライト

レポートメニュートップ
ガーランド中継点



2011年7月23日 ケネディ宇宙センター見学ツアー

 という事で、毎度同じ生活をしているのもつまらんので、ケネディ宇宙センターの見学ツアーに参加してみることにした。これとは別にケープカナベラル空軍基地の見学ツアーもあって、そちらの方がより面白いらしいのだが、朝から既に雷雲に発達しそうな雲があるので、所要時間の短い方にした。また、シャトル関連で来ているのだからケネディ宇宙センターの方がふさわしいと感じたためもある。そしてケープカナベラル空軍基地の見学ツアーはカメラによる撮影が制限されるらしいので、それで遠慮したというのもある。いやまあそれだけ面白いものがあるのかもしれないが…。ええい、もう1日あればなあ。昨日までに行けば良かった。
 入場券の売り場が混むのは判っているので、開場時間に合わせて到着するという気合いの入れようだったが、更に上をゆく人達が既に押し寄せていた。プリンタが無いのでネットで買えず、ここに並ぶしかないのよね。さすがに初回ツアーは既に満席で、2番目のツアーを確保する。

 ツアー開始までに腹ごしらえ。ケネディ宇宙センターのツアーは、かなり時間がかかるという事なので、水分と糖分を補給しておく。しかしウォルマートで買ったら1ドルもしないスポーツ飲料が、ここの売店では3ドルもする上に、スティックの形のお菓子をつけたら合計で6.66ドルにもなった。うはー、ちょっとした飯が食える金額だわ(笑)。
 面倒なので飲食物の持ち込みはしていないが、入り口での持ち物検査でどう扱われるのか判らないし、少し高くても中で買った方がいい…のかなあ。
 これを野外のテーブルで食べていると、鳥がよたよたと寄ってきて机の隅にちょこんと座った。ビジターコンプレックスで観光客相手に餌をねだっている、いつもの野鳥である。
 ん?、こいつは脚を怪我しているな。もしかするとここで餌を確保して生き長らえている鳥かなあ。野鳥に餌をやるのはここではあまり良くない事だと思うが、そういった事情ならまあいいか。
 という事で、スティックを少しちぎって指でつまんでみせた。すると上手に指を避けて菓子だけついばんでいる。ははあ、上手いもんだな。このことから、かなり慣れていると思われる。面白いからもう少しやるか…と思ったら、餌を察知した他の健常な鳥たちが寄ってきて大騒ぎになる。とてもあの鳥だけに与えられる状態ではないし、既に弾き飛ばされてしまっていた。この競争率の中で負傷したら生存には苦労しそうだなあ。
 とりあえず餌を与えるのは中止し、残りは自分で食った。まあどうせこれから観光客が押し寄せてきて、いろんな食い物が余るだろうし。

 んで、10時頃にバス乗り場に行くと、ひとつ前のツアーバスが出発するところである。こちらは10時20分発なので、すぐに出るかなと思ったら…
『次の10時20分のグループは10時50分に延期します』
 うはー、また延期キター。
 バスの都合なのか、それとも早朝で人が集まらなかったのか、見事に30分のディレイである。今日は土曜であまり人が入らない日でもあるらしいのだが、ケープカナベラル見学ツアーの方はちゃんと行列が出来ているから、こちらの延期理由がよく判らん。
 それにしても延期のフラグがくっついてしまったなあ。どこかでお祓いでも…アメリカに神社ってあったっけ?(笑)

 微妙な待ち時間なので外には出ず、バス乗り場で椅子に座って待つ。ここは日本でもよくある大きいバスターミナルのような構造で、屋根があるだけで壁は無い。また日が高くなりそろそろ日差しがきつくなってきたが、頭上では霧を噴射する機能を持つ扇風機がぶんぶん回っているので十分に涼しい。ただし、もともとの湿度が高すぎるので、気化熱の効果というより、噴射された水の冷たさが涼を演出している感じ。また、これのせいでカメラのレンズが濡れるので、気をつけて撮っていた。

 10時50分になって、今度は無事に出発。すぐケネディ宇宙センターの施設に行くかと思ったら、いきなりケープカナベラル空軍基地方面に向かった。あれれ、もしかしてツアーバスを間違えたのかと思っていたら、手前の展望台でケープカナベラルの発車施設の写真を撮らせるという配慮だった。浅瀬に土を盛って作られた、空軍基地に向かう道の真ん中付近にあり、階段状の見学施設がある。検問所の内側なので自由には入れないが、空軍基地の手前なので、何らかの入構パスを持っているか、ツアー参加者なら入る事ができるようだ。また、シャトル打ち上げの時にツアーバスが沢山来ていたので、一般向けの打ち上げ見学場所でもあるらしい。ちなみに直前が海(というか河?)なので、見通しは良い所だ。ちょっと遠いが39Aと39Bの両射点もちゃんと見える。
 あっ、先日見損ねたデルタ4ロケットの射点もあるぞ。もしかしてこれは、見られなかった打ち上げを思い出させる、傷口に塩をすりこむよーな配慮なのか!? 
 (※そんな事はない・笑)

 ここをツアーバスが出るとき、電柱の上で魚を食べている猛禽類が見えた。頭が白いから、アメリカの国鳥であるハクトウワシという種類だろう。カメラを向けたかったが、バスが発車してしまいタイミングを逸してしまった。
 が、ケネディ・パークウェイ・ノースに入ってしばらくしてから、バスが減速してガイドが説明を始めた。どうも道端の木に鳥の巣があると言っているらしい。巣の主である鳥の姿は無いが、枯れ木を集めた大きい塊がそのようだ。それをアメリカ人乗客は盛んに写真を撮っているが、種類は何だろうか。もしかして国鳥のハクトウワシか?
 えーとハクトウワシならさっき目の前にいたんだけど…って、英語でどう説明するんだ。つか、それなら早く教えろと文句を言われそうだな。

 続いて向かったのはケネディ宇宙センターの39A射点だ。STS−135取材では近寄れなかったので、今回が初のチャンスである。残念ながらバスから降りられないのだが、ぐるりと周囲を回ってくれるので、RSS開放の取材時よりも広い範囲で見ることができる。
 (※STS−133では延期で2回もRSS開放を取材する羽目になったがな…)
 ただ、射点前のターミナルで帰りのバスを待っている観光客らしき人達もいたので、ここだけの見学ツアーがあるのかもしれない。時期からして関係者の特別なツアーという可能性もあるけど、もし一般も参加できるならいつかまた来てみたいな。
 この39A射点だが、RSSの状態などは先日シャトルを打ち上げた時そのままのように見える。だが、細かく見ていくと移動発射台が無くなっていた。クロウラーロードに新しい轍があったので、打ち上げ後に撤収したのだろうな。
 これから少しずつ、シャトルを打ち上げるための設備が無くなっていき、また別のロケットを打ち上げる姿になっていくだろう。そのとき、またここに来られたらいいなと思った。

 バスは射点の周回路を走行していたが、線路と交叉する踏切の真上で停止した。どうしたのかと思ったら、ここが39A射点がよく見えるポイントらしい。降りられないのだが、車内から写真を撮る。
 この線路は既に使われておらず、途中で土に埋まっている部分すらある。恐らく昔の打ち上げで物資の輸送に使われていたのだろう。もちろん踏切としての機能はもう必要無い。
 しかしこの光景は、かつての栄光とか、暮れゆく世界とか、そーゆーフレーズがわき起こってくるぞ。
 (※衛星写真で確認すると、39Aと同B射点に向かう路線と、その先のケープカナベラルに延びる路線は既に使われていない様子。しかし滑走路脇やVAB付近の路線では様々な物資が運搬されているようで鉄道車両も確認できる。実際にSTS−135でもこの鉄道で関連物資が運び込まれていることがNASA公式写真で確認できた)
 そして地面には亀がいた。種類が判らないが、陸に棲む亀の一種だろう。そういや以前ツルを見ているから、これで鶴亀を達成したことになる。ありがたいありがたい…ってアメリカにも縁起物ってあるのかな。

 このあと海岸沿いの展望台でバスを降りて見学。射点39Aと39Bのどちらからもちょうど1.5キロメートル弱の距離にあり、VABを含めてそれらを一望できるという、雄大な景色を誇る場所だ。
 背後が大西洋というのもポイントで、砂州の中にできた湾の中ではなくて正真正銘の大西洋を写真や窓ガラス越しではなく、肉眼で直接見たのは初めてだ。まあ大西洋ならケープカナベラルやココアビーチの海岸でも見られるが、タイタスビルとケネディ宇宙センターをせっせと往復していた柴田は、なかなか見られなかったのだ。いつか、この対岸に行くこともあるだろう。
 さて、大きく変わっているのは39B射点で、既にシャトル打ち上げの支援設備は無く、避雷針と給水塔(Water Tower)だけになっている。これではもうただの丘にしか見えないぞ。他のロケットに適用するにしても何があるだろうか。デルタやアトラスはケープカナベラルなどに既に施設があるし、ここに作るとしたら…新型しかないよねえ。アレスは凍結されているけど、もしかして水面下ではまだ進んでいるのかな。
 (※アレスVが名称を変えた程度で復活した模様)

 続いてVABの前で降車。ここで写真を撮れという事らしいが、先日までずっとここら周辺に居たので見慣れた光景だ。うーむ、しかし「見慣れた光景」という意識が働いてしまうが、ここらにずっと居た事自体が非日常だったんだよなあ。とはいえ明日には帰国するし、見納めって事でいいか。という事で、やっぱり写真を撮ってみた。
 …あ、塔の上に給水タンクのようなものがあるけど、そういえばシャトルのイラストが描かれていたっけな。曲面に描かれていて、方角が合わないと全体が見えないのだが、ここからではシャトルの後部しか見えない。あーしまったなあ、報道パスが有効なうちに撮っておくべきだった。ええい、いつかまた来たときに撮ろう。おお、新たな目的が出来たぞ。

 続いてバスはシャトルの滑走路に向かった。先日の着陸取材でも来たけど、あの時は真っ暗で何が何やらの状態だった。だから見えなかった部分がどうなっているのかを確認するチャンスである。管制塔のある道路に入り、わくわくしていたら滑走路手前の広場でバスは停止。ありゃ、降りられないのね。それは残念。
 しかし、さすがに昼間なので周辺がよく判る。ははあ、こーなっていたのか。管制塔の建物は、展望台を兼ねているので隙間が多く、一般的な空港を見慣れているとちょっと不思議な感じ。反対方向の滑走路周辺は、空港としての施設が殆ど何もないせいか地方空港よりも寂しく見える。ここにシャトルがたくさん駐機していたら宇宙港の雰囲気がいっぱいなんだろうけど、そういった時代は来なかったねえ。いやこれから来てほしいけど、しばらくは有翼の宇宙機は無いだろーし。
 しかし昨日もこれだけ見えていると、カメラのセッティングについていろいろ考えることができたのにねえ。やはりSTS−133とSTS−134の着陸も取材したかったなあ。
 
 続いて向かうのは、このツアーの目玉とも言えるサターンVの展示施設だ。飛ばないロケットはただの…なんて言っていないでさあ見よう。
 が、入り口でかなり待たされた後、最初に入れられたのは宇宙開発の歴史を紹介する部屋だった。いきなり宇宙開発の極初期から話が始まったので、これを延々と見せられるのかと戦慄したが、幸いかなり端折った内容である。ただアポロ1号の事故の話はちょっと悲しいねえ。
 このあと記録映像がアポロ8号打ち上げまで到達したところで、次の部屋に続く扉が開いた。さあこの向こう側にサターンV…と思ったらば、今度は打ち上げのコントロールセンターを模した部屋で打ち上げ映像を見せるものだった。
 大きな出力のスピーカーと振動する椅子で、サターンVによるアポロ8号打ち上げの音と振動を再現する仕掛けのようだが、当時の打ち上げを生で知っている人でないと、こんなものかと思われてしまいそう。シャトルでさえこれ以上の迫力なんだから、あのばかでかいサターンV打ち上げはもっと凄まじいのではないかなあ。
 もちろんロケットの音と光、そして振動はなかなか記録と再現ができないもので、しかもサターンのような過去のロケットは新しい方法で記録できないため、永遠にそれらが失われてしまったことになる。

 いやほんと、サターンVの打ち上げは生で見たかったわあ。だってさ、柴田が子供の頃ならまだ間に合ったんだぜ。歳がばれるけど、アポロ11号による月面着陸は柴田が生まれた後だ。さすがにその頃の年齢でひとり旅は不可能だけど、親が行きたいと思えば行けたはずだ。覚えていられる年齢では無かったかもしれんが、あの音と光ならば何か記憶していた可能性も高い。特にアポロ17号やスカイラブ打ち上げなら確実に…。えーい、なぜ行かなかったのだー、そして俺は何故行こうと言わなかったのだー…って、そんな無茶なと言われそうだが、高い目標を持たせるには小さい頃に本物を見るのがいちばんだと思う。大人になってから見に行くのは簡単だが、その時点では既に新しい事への挑戦は難しくなっているのが殆どだ。子供への投資は、早いほどいいのだ。
 また、柴田が実際に宇宙への興味を行動で追い始めたのはだいぶ後で、それまでに見逃してきた数々の打ち上げやイベントを思うと悔しいと思っている。行けると判っていたなら、とりあえず行ってみるのがいい。特にロケットなどは、世代交代があれば旧型はなかなか見られなくなるからねえ。
 えっ、隣で展示しているサターンVに燃料詰めて飛ばせば再現できるって?
 (※さすがにもう経年劣化で無理だろう。本気で飛ばすなら新規に作った方がトラブルが出ないだろうし)

 ここでの説明が終わると、ようやく最後の扉が開く。演出なのかSF映画のように開く扉を抜けると、サターンVの一段目底部がいきなり視界に飛び込むことになる。
 おお、やっぱりでっかいなあ。5基のF-1エンジンがちゃんとついているのを見たのも初めてだ。あの大きいエンジンが5つもついている姿はやはり巨大である。このF-1エンジンはノズル部分で約3.7メートル。ということは、これ1基だけでもH-IIAの直径4メートルに近い訳か。でかいのが好きな国はスケールが違うね。
 ちなみにビジターコンプレックスにもエンジン1基が単体で置かれている。あれだけだと、ただでっかいエンジンだなという感想だけになるが、こうやって全部揃ってロケットについていると迫力が違うね。
 しかしまあ、聞いてはいたが巨大なロケットだな。これを見た後で種子島や筑波のH-IIを見たら、きっと細く感じるのだろうな。サターン1Bを見た後に種子島に行ったらそう感じたし、それが更にでっかいサターンVともなればどうなるのだろうか。
 えーと次は8月末のH-IIA F19による情報収集衛星打ち上げか。見学ツアーに行く機会はあるかなあ。
 (※この後に行った種子島や筑波では、H-IIロケットの展示物がとても細く小さく見えた。以前はこれも巨大に見えたけどなあ…)

 2段目の底部で、ようやくエンジンの大きさがLE-7AやSSMEに近く感じられるようになってくる。しかしこちらは2段目でさえエンジンが5基もあるんだよなあ。これだけの規模のロケットを、柴田が生まれる前に開発して飛ばしていたアメリカって凄いねえ。
 3段目の基部にもエンジンが1基ついている。3段目は周回軌道に届くだけでなく、そのまた先の月軌道を目指す訳だが、なるほどここだけでもまだ大きいねえ。そしてこれだけの技術を、シャトルを造るからといって止めてしまったアメリカって…。

 ここはサターンVロケットだけでなく、月面探査などに関わる様々な物も展示されている。アポロ14号のカプセルや宇宙服、そして月の石もある。月の石のひとつは触れられるようにできていて、もちろんべたべた触ってみた。おお、指先だけだが月に着陸したぞ、俺にとっても世界にとっても小さな一歩だけど(笑)。
 しかしどういった経緯で一般向けに採用された石なのか判らないけど、分析などはもう済んでいるのだろうな。これは研究のためか三角形にカットされたもので、岩石というよりも標本やアクセサリのようだ。色が黒いのはもともとなのか、地球で変化したのかは分からないのだが、形状の影響もあって映画「2001年宇宙の旅」に出てきたモノリスのような印象を受ける。柴田がこのあと突然賢くなったら、それは月の石のおかげかも…(笑)。
 冗談はともかく、こういったものが気軽に見られて、そして触れられるのはいいことである。日本でも小惑星探査機が持ち帰った石をこのように展示してみたいな。「はやぶさ」のものは細かくてとても無理だけど、いつか大きいものをたくさん持ち帰る事が出来た時にやってほしい。

 ところで1段目付近にスポーツカーが展示してあった。月面探査車と一緒に写った写真があり、なにか関係があるらしい。しかしこれ、古き良きアメリカのレーシングカーといった感じでとてもかっこよく見える。というか、ここ数日は巨大なSUVを運転しているから、そう見えてしまうのかもしれない。
 それから打ち上げを見るための展望施設もあり、39Aと同B射点がよく見える。ただ収容人数が多くなさそうだったので、一般向けに公開しているかは不明。でもサターンVを背中にして打ち上げを見られるなんて贅沢だねえ。

 そしてここにもショップやレストランがあるのだが、混んでいるのと売っているものがビジターコンプレックスのものと大差ないので戻ることにした。サターンV関連の展示を見るのは時間がかかるという事で見学ツアーは既に解散しており、あとは適当なバスに乗るだけである。
 ビジターコンプレックスに戻ったら、一応おみやげ店を覗いてみて、買い忘れが無いことを確認。いやはやホントに何も買わない客である。しかも年間パスでしつこいほど何度も入っているし。

 このあと行こうと思っていた宇宙飛行士の殿堂館は、もう16時近くになっていたので中止し、ホテルに戻る。あそこはもう何度も入ったからね。
 しかしせめて最後にうまい飯を、と思ってホテル併設のレストランに行ったが、どうも満席のようで案内にすらやってこない。仕方ないのでそっとレストランを出て、車でデニーズに行く。ここは空いていて、すぐに案内してくれた。という事で、二度目のステーキ注文である。焼き具合は、今回こそウエルダンで!(笑)

 が、どうも焼けすぎの感じでおいしくない。多少は生焼けになっていた方がおいしいようだ。日本での食中毒騒ぎを考えると生は避けたいところだが、外側はちゃんと火が通っていたし、そっちの方が良かったな。まあレストランや調理人によって焼き加減が異なる可能性もあるけどね。
 まあそれでも腹一杯になったのは確かだ。あまりの量に、明日の朝飯が食えないだろうと予想されるほどだ。

 このあと、ふと思い立ってウォルマートに行く。日本で特殊なボタン電池が入手難になっているというので、こちらでの様子を見るためである。えーと、CR2450という品番だけど…あった。なんだか普通にたくさん売っているなあ。しかも3.48ドルと思ったよりも安い。円高もあるけど、日本と比較してどうなんだろうか。
 意味は無いけどこれを買ってホテルに戻る。使うことなんてあるのかねえ…
(※CR2450:放射線の線量計などに使用することがある。帰国後に確認したら、多少は流通が回復したのか、よく見かけるようになっていた。そして日本での価格は、アメリカのそれより安いらしい。買ってこなくても良かったな)

 ホテルに戻ったら、すぐに荷物をまとめ始める。帰国の準備だが、今回は荷物が少ないので楽である。やっぱり衣類は洗濯をする事を前提として減らすのがいいね。
 あとはネットを見ているうちに寝てしまっていた。




先日のデルタ4打ち上げは見られなかった…



ツアー参加。39Aを周回。



打ち上げ後ではあるが、意外に綺麗である。どこかのPSTのように焼けたりはしないようだ。



バスは39A発射台をぐるっと回ってくれる。降りられるツアーもあったようだが、どれなのか判らなかった。



廃線と発射台。タイタスビルから延びる線路はケープカナベラル空軍基地の41番発射台付近で終わっている。線路はシャトル滑走路やVAB脇にも通じていて、これは今でも使われているようだ。"



現地で作った、lat式ミクを使った合成。



既にシャトル関連設備の撤去が進んだ39B



39Bの説明板には往時の威容が残されている。



宇宙飛行士の訓練では好評だった装甲車。幸い、実際に使われることは無かった。



お馴染みサターンVだが、実は初めて見た。だって、ツアー参加が面倒だったので(笑)



やあ、アポロ14だよ




翌日に進む


打ち上げ
2011年7月5日 まず都内へ出発
2011年7月6日 三度目のフロリダ
2011年7月7日 RSS開放予定日
2011年7月8日 STS−135・アトランティス打ち上げ日
2011年7月9日 オーランド
2011年7月10日 オーランドからタイタスビルへ
2011年7月11日 休みの日
2011年7月12日 警察博物館
2011年7月13日 ディスカバリー号との再会
2011年7月14日 ビジターコンプレックス
2011年7月15日〜16日 オーランドから日本へ

着陸
2011年7月18日 また東京へ
2011年7月20日 アトランティス帰還予定前日
2011年7月21日 スペースシャトル最後の着陸
2011年7月22日 休養日のはずが観光日になる
2011年7月23日 ケネディ宇宙センター見学ツアー
2011年7月24日〜25日 帰国

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